今回は、ビックカメラとSuicaの利用者に特におすすめしたいクレジットカード、「ビックカメラSuicaカード」について徹底解説します。このカードは、ビックカメラとビューカードが提携して発行しており、その名の通り、家電量販店のビックカメラユーザーにとって非常に利便性が高く、お得な一枚です。この記事では、ビックカメラSuicaカードの主要なメリットとデメリットを深掘りし、他のビューカードとの比較や、審査・申し込みに関する情報まで徹底的に解説します。
ビックカメラSuicaカードの概要&メリット
ビックカメラSuicaカードの特徴は、ビューカードのデメリットである①基本ポイント還元率が低い②年会費が発生する問題を解決し、さらにビックカメラでのお買い物がおトクなる万能カードである点です。ここからは、ビックカメラSuicaカードの具体的なメリットを3つの柱に分けて詳しく解説します。
【メリット1】ビックカメラ・コジマで最大11.5%の高還元率!
ビックカメラSuicaカードの1つ目の強みは、ビックカメラやコジマでの驚異的なポイント還元率です。ビックカメラで家電を購入した場合、現金払いでがビックポイントが10%貯まりますが、クレジットカードを使用した場合は還元率が8%まで低下してしまいます。しかし、ビックカメラSuicaカードを使用した場合は現金払いと同じ10%のビックポイントが貯まります。
例えば10万円のテレビを購入した場合、通常のクレジットカードであれば8,000ビックポイントが還元されますが、ビックカメラSuicaカードを使用すれば11,000ビックポイントが還元され、その差は3,000ポイントとなります。ビックカメラを頻繁に利用する多い方は、是非とも作っておきたいカードです。

【注意点あり】Suicaチャージ+Suica払いで11.5%還元!!
更におトクに利用する方法として、ビックカメラSuicaカードからチャージしたモバイルSuica残高で支払いことにより、11.5%の還元を受けることが可能です。(JRE POINT 1.5%還元、ビックポイント 10%還元)。しかし、Suicaにチャージできる上限は2万円までとなっているため、高額な家電製品に支払いには使用することができません。
また、ビックカメラではSuicaやPASMOなどの交通系ICカードでの支払いであればビックポイントが10%還元されるため、ビックカメラSuicaカード独自のメリットではありません。よってSuica残高で購入する機会が多い方は他のビューカードも検討すべきでしょう。

【メリット2】ビックカメラ以外の買い物でもビックポイントが貯まる
ビックカメラSuicaカードの2つ目の強みは、基本のポイント還元率が1.0%(ビックポイント0.5%、JRE POINT0.5%)となっている点です。ビューカードのデメリットとして、JR東日本以外の利用では還元率が0.5%となっており、年会費が発生するカードとしては低い水準となっている点が挙げられます。その点、ビックカメラSuicaカードの1%還元は他のビューカードにはない大きなメリットです。
また、ビックポイントはビックカメラで使用するだけでなくSuica残高へのチャージやJALマイルに交換する事が可能であり、汎用性も非常に高いです。

【メリット3】年1回以上の利用で次年度年会費無料!
ビックカメラSuicaカードの最大のメリットは、初年度の年会費は無料かつ2年目以降も、年1回クレジットカード機能を利用すれば、次年度の年会費が無料となる点です。
ビックカメラSuicaカード以外のビューカードは基本的に年間500円~2,000円程度の年会費が発生します。Suicaを頻繁に利用したり定期券を購入する方は年会費の元を取ることができますが、地方在住等でSuicaの利用回数が少ない方や年に数回程度新幹線を利用するのみの方は年会費の元を取ることは困難です。
しかし、ビックカメラSuicaカードであれば年間1回以上クレジットカードを利用すれば年会費が無料となるため、Suicaや新幹線の利用が少ないけれど、ビューカードを持ちたい・・・
そんなライトユーザーにおすすめなカードとなっています。

【要チェック】入会はキャンペーンを上手に利用しよう!
ビックカメラSuicaカードでは、定期的にポイントが貰える入会キャンペーンを実施しています。貰えるポイントは2,000ポイント~10,000ポイントと時期により差がありますが、ビックカメラSuicaカードを作る場合は必ずチェックしておきたいところです。

還元されるポイント数は入会方法により差があり、ビックカメラ店舗での発行が一番おトクとなるケースが多いです。
還元されるポイント数および条件はキャンペーン毎に異なりますので、申し込みの際に必ずチェックしてください!

ビックカメラSuicaカードの注意点
ポイント還元率が高く、月1回以上の利用で年会費が無料になるなどメリットが多いビックカメラSuicaカードですが、注意点も存在します。
ここではビックカメラSuicaカードの注意点を2点紹介します
①Suica定期券機能付カードがない
ビックカメラSuicaカードにはSuica定期券機能がありません。よってSuica定期券機能を利用したい方は「ルミネカード」もしくは「JRE CARD」を作成しましょう。
しかし、iPhone等の日本に流通しているスマートフォンの殆どがモバイルSuicaに対応しています。
また、JR東日本もモバイルsuicaでの利用を推奨しており、2024年12月にリニューアルされた「ビューカード スタンダード」(旧「ビュー・スイカ」カード)にも定期券はありません。
ビューカードスタンダードカード型SuicaとモバイルSuicaでは定期券を購入した場合のポイント還元率に大きな差があるため、よほどの利用が無い限りモバイルSuicaを利用するのがおすすめです。
②家族カードが発行できない
ビックカメラSuicaカードでは家族カードを発行できません。家族でポイントをまとめたい場合や、家族にカードを持たせたい場合は、本人名義で個別に発行するか、家族カードが発行できる「ビューカード スタンダード」もしくは「JALカードSuica」を作成しましょう。
【まとめ】ビックカメラSuicaカードは万能カード!
ビックカメラSuicaカードは
・ビックカメラ・コジマでの高還元率
・基本還元率が1%
・年1回以上の利用で次年度年会費無料
以上の点でビューカードの弱点を克服している万能カードと言えるでしょう。
筆者が特におすすめしているビューカードの一つですので、ビューカードを作りたいけどどのカードを作るか迷っている方は、まずはビックカメラSuicaカードへの入会を検討してみてください!
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